Tuesday, January 22, 2013

「例えば」の現代日本語における文法的なナンセンスさ


日本語でふと思った事。

「例えば」って言葉は「例えるなら」って意味として使われるけど、この「例えば」って現代の日本語の文法に当てはめると、doesn't make sense (ここでは「意味をなさない」みたいな意味)だよね。って言うのも、「例え」って言葉は名詞で、動詞にすると「例えよ」ってなると思うけど、「〜ば」って形とするならば「例えれば」じゃん。動詞だと終止形って言うのかな、動詞として辞書に載ってる形は「例える」だし。終止形(命令形)としては「例え」じゃないじゃん。だから、現代の日本語の文法で言うと「例えるとするならば」って意味の「例えば」は「例えれば」になるべきじゃないのかな。もちろん「例えば」は単に慣用的な言葉として使われてはいるしみんな同じ意味で使ってるから問題はないし、直せとは思わないけど。

例えば!「言えば」って言葉も「言い換えれば」とか「(敢えて)言うとするならば」とかいう意味で使われる(少なくとも俺の周りでは)けど、「言ば(いば)」とは言わない。「言わば」とは言うけど。これはちょっと違う話かな?「言い換えば」とは言わないで「言い換えれば」と言うっていうのは良い例かな。

ま、何て言うのかな、とにかく「例えば」は言葉の構成(?)としては現代の日本語としては変だなと思うってこと。